シャッセ キャリパーブレーキ化
2011/05/08



シャッセのブレーキはVブレーキです。

Vブレーキとは主にMTBなどに採用されているブレーキで、普通の自転車のブレーキとは見た目も違います。
このブレーキはとっても良く効くのですけど、レバーのストロークも長くカチッとコントロールできないかんじです。ロードバイクに乗ると、ブレーキ(デュアルピボットのキャリパーブレーキ)の、あのカチッとしたフィーリングがシャッセにも欲しくなってしまいました。

しかし、ブレーキの変更は簡単ではないようです。

Vブレーキとキャリパーブレーキでは、見た目も違いますが、当然取り付け方法も違います。
キャリパーブレーキを取り付ける穴のようなものもフレームに空いているのですが、もともと太いタイヤを収めるMTBがベースのフレームなので、ただ取り付けただけではブレーキのシューがリムまで届きません。

そこで、アダプターを製作してキャリパーブレーキを取り付けられるようにしてみました。

材質はA5056です。強度を持たせるために鉄にしようと思ったのですが、たまたま材料が転がっていたので(汗)これになりました。
アルマイト処理とかはしていませんが、強度的には問題なさそうです。
ちなみに、写真は前後のものなのですが、前は設計ミスで使えず、急遽作り直しました。

さっそく取り付けてみます。

うまくいくか判らなかったので、とりあえずロードバイクから外してシャッセに移植してみました。

フロントは、フォークに空いている穴でアダプターを固定してあります。






リヤは、写真のようにクランプして取り付けるような感じで作りました。リヤもフロント用のキャリパー(取り付けボルトが長いもの)のほうが楽に作れたと思います。
簡単な取り付けですが、ガタなど無く、ブレーキ時も動いてしまうこともありません。ここに力が加わる以前にタイヤがロックしますから(笑)






とりあえずうまくいったと思います。純正のレバーでも引けたし、フィーリングはやっぱりカチッとしていて気持ちいいです。



もう少し様子を見て、強度面とかを確認してみて、大丈夫そうならVブレーキの台座も切り落としてしまいスッキリさせようと思います。あ、あとブレーキも買ってこないと(汗)


キャリパーブレーキ化がうまくいきそうなので、最終目標であるブルホーンハンドル&STIレバー仕様も見えてきました。残る問題は資金調達か(爆)


追伸

とりあえず買ってみました、キャリパーブレーキ。
シマノの105というグレードで、5700という出たばかりの新型です。



見た目は今風にカッコ良くなったと思いますが、ロードのコンポをこの5700シリーズにする計画があるので、それまではこちらに装着しておきます。

新型の105はブレーキのレバー比とか違うみたいですけど、問題ないです。

てゆうか、もともとVブレーキ用のレバーなので、ストロークは凄く少なくなっています。ちょっと引くだけでガツンと効くので、Vブレーキのストロークが好きな人はおすすめできません。
それでもコントロールできない程ではなく、おいらは遊びの多いVブレーキより好きなフィーリングですけどね。




自転車TOP