エンジンオイルとミッションオイル
2006/05
ホームページのネタが無くなってきました。もうふつうのメンテとかでも書きつづります。

こぼした。
おいらオイルとか消耗品にはあまり金をかけない主義なんですよ。理由は金がないから。
GTRだからって特別高いオイルじゃなくても動くと思うんですよ。でも、たまたま金があったときに
ニスモのオイルを入れてみたら、これが結構良いんです。オイルで変わるものだなぁ、と。
もちろんもっと安いのでも良いのがあると思うんですが、これでいいならこれで良いかと。
というわけで、エンジンオイルはニスモのVERUSPEED(ヴェルスピード?)の10W−60を使用中。

ステッカーもついてきます。
基本的にクルマを人に触られるのが嫌いなので、オイル交換くらいは自分でします。
このクルマに関して、オイル交換で特別面倒なことは無いです。スバルに比べるとオイルもスムーズに入っていきますし。ただ、オイルパンがアルミの鋳物なので、ドレンボルトを強く締めるとすぐになめてしまうので注意が必要です。
これが、オイルフィルター交換を含めるとすごく面倒になります。
まず下回りのパネルを外します。さらにフィルター自体が変なところについています。上から手を入れるとインテークコレクターが邪魔で、下からだとフロントデフが邪魔。結局上から無理矢理手を入れるのですが、結構痛いです。そしてオイルが垂れます。これを綺麗に外せる人っているのでしょうか?

レンチはなぜかスターレット用(スターレット乗ったこと無いのになぁ?)
で、オイル交換をするとエンジンの音とかも静かになるし、軽くなる気がして気分も良いです。しかしながら、このオイルはダメになるのが早い気がします。乗り方なのか性能なのか分かりません。高いからもう少し持ってくれるといいのに。
ちなみにサーキットとかを走るわけではないので、高負荷時の性能はさっぱり分かりません。90度くらいでも油圧はちゃんとかかってますが、今時そのくらいで油圧が下がるようなオイルは無いでしょうけどね。
次はミッションオイルです。34Rの6MTはドイツのゲトラグっていう会社の製品が使われています。
そのへんで売っているミッションオイルの缶には、「ゲトラグのMTには使用しないで」と書かれているモノが多数あります。しかもメーカーの指定オイルも「BNR34スペシャル」というなんともたいそうな名前の専用オイルになっています。
なにが違うのかというと、専用オイルはATFみたいなのです。
まぁ、それを買ってきてもよかったんですけど、調べてみるとオメガのオイルが良いみたい。ゲトラグ独特(?)のザラザラしたようなフィーリングが無くなるとか。
というわけで、オメガの690というギアオイルを入れてみました。690の中でも一番柔らかい75W−90を選びました。

洗剤のボトルみたい。
おいらの調べ方が悪いのか、自分でやる人がいないのか、まぁよく分かりませんがネットで調べても交換方法が書いてあるページが見つかりません。
そんな中で、32RのオーナーのHPで面白そうなモノを発見したので、おいらもそれを使ってみることにしました。
その名も「電ドルポンプ」。電動ドリルで動かすポンプなのですが、HPの文中では最強の高速液体転送マシーンと謳われています。マシーンです。で、おいらもセキチューで買ってきました。

電ドルがでかいので大変でした。
ちなみにミッションオイルのオイルを入れるボルトと抜くボルトなんですが、ともに19のメガネレンチで外せます。
入れる方のボルトはフロントパイプ側の側面にあります。抜く方のボルトにはマグネットが付いてました。
あいかわらずくさいオイルを抜いて、ドレンを閉めます。そしたら電ドルポンプの出番なんですが、これ凄いっす!
1リッターなんてあっという間です。ミッションオイルは1.8リッター入るのですが、余裕でしたね。ただ、パイプに少し残ってしまってました。規定量は入ったのでたいした量では無いと思いますが、多少余裕を見た方が良いみたいですね。

中央黒いボルトがドレン、入れる方も同じ形してます。

ミッションオイルのインプレ。
このオイルはホントに良いです。冷えているときは少し固い気がしますが、あのザラザラしたフィーリングがまったく無くなりました。
シフトチェンジ時の入りづらさもかなり入りやすくなっています。
もの凄く高いオイルだけど、これなら毎回入れてもいいかも。どのくらい持つのかにもよりますが。
しかし、ほかにも前後のデフにトランスファーと、まだまだオイルをたくさん使うクルマですねぇ。金はかかるし、なによりマンドクセ。