スカイラインGTR VスペックU BNR34

DIY

クーラント交換
2007/08



クルマにはいろいろな液体が使われていますが、エンジンの冷却を担当するのがエンジンオイルとクーラントです。

エンジンオイルは他にも潤滑などの機能もあり交換サイクルも短めなので、結構定期的に交換しますね。
それに比べると劣化がわかりにくく交換サイクルも長めなクーラントは意外と交換を怠っている人も多いと思います。
おいらもあまり気にしてません。
しかしクーラントにも寿命があり、エンジン内が汚れたりクーラントに気泡が出来やすくなったりで、オーバーヒートの危険が増します。
2年に1度は交換した方が良いみたいですね。

今年の夏は暑いです。
おいらの住んでいる地域も数日38度を超えました。(クルマの外気温時計で43度とかなってました)

まさにその日なんですが、渋滞にはまっていました。もちろんエアコン全開。助手席では娘が寝ています。
外がこんなに暑いとエアコンも全然効かないなぁとか思っていると、MFDの水温計がワーニングに。
みるみる上がって100度を超えました。「やばい!」と思ってエアコンオフ!すると少しずつ水温が下がります。
でもエアコン無いと暑いし、なにしろこのままではいけない!と思いました。

で、クーラント交換です。(前置き長い!)
ちなみにクーラントは日産純正をホームセンターで買ってきました。

クーラント交換と言っても、全部抜いて入れ替えるのはやり方分かりません。なので、ラジエータのドレンから抜いて水を入れて、薄めていくやり方でやりました。
ドレンから出る水がほぼ透明になったら、濃いめのクーラントを入れました。濃度はいい加減です。
このとき注意するのは、水温がある程度上がってサーモスタットが開くまで待っていないと、エンジン側に残ったクーラントは循環しません。


おいらのラジエータにはこんなドレンがついてました。

ここまではサクサクっと出来るのですが、ここからが面倒なんです。エア抜きです。
面倒と言うより時間がかかるだけなんですけど、ちゃんとやらないとオーバーヒートの危険が増します。

ペットボトルの底を切ってラジエータに立てるとクーラントが入れやすいです。くちにビニールテープを巻いて漏れないようにします。
スロットルを開けてエンジンを吹かしたり、アッパーホースを潰したり揉んだりするとエアが抜けやすいようです。

RB26には、エンジンブロックにもエア抜き用のバルブがあるので、ゆるめておいてクーラントが出てきたら締めます。

クーラント交換で水温は下がったのか?
走ってみると、やはり渋滞でエアコンオンだと上がります。けど、気温が35度くらいなら90度くらいまでしか上がらないし、エアコンも全開じゃ無ければ85度くらいまでです。38度超える日があと何日あるか分かりませんが、この暑さだと仕方ないのかもしれません。

面倒なのと時間がかかるのであまりやりたくないですけど、年に1回くらいかえようかな。

ついでにラジエータキャップも交換したのですが、おいらは圧をあげるタイプは使いません。ホースなど他の部分に負担がかかるのがイヤです。



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