スカイラインGTR VスペックU BNR34
 

DIY

車高調整式ショックアブソーバ
TEIN FLEX
2008/04



いままで付いていた車高調はHKSのヤツですが、85000kmを走破してとっくに抜けきっていました。

しかしながら、抜けてしまってから長く乗っていたので、あんまり気にならなくなっていたのも事実。まあ通勤にしか使わないので、正直車高が低ければいいや!て感じですか。

が−しかし!車検を前にしてオイルでも交換しようとジャッキアップして、右フロントのショックがオイルでべっとりになっているのを発見。これでは車検に通らないだろうと交換を決意しました。これは余計な出費です。痛い。

交換を決意したなら、あとは物色するのみ。

まず車高調は絶対条件。これは走行性能より、好みの車高にするためには絶対条件です。(すいません不純で)、あとは予算の関係だけ。今までの乗り心地を考えればどれも良くなるのは当然ですから。

目を付けたのはTEINのフレックス。TEINはうちの弟やら友達やらで何度も交換・試乗していて、そのたびに悪くないと思っていたから。とくにフレックスは友達のアコードRに装着したときの印象が強かったので、第一候補でした。

対抗はトラストのパフォーマンスダンパーとかいうやつ。トラスト好きと値段で。
まあこのへんは経験上の実績からTEINにしました。
実際に物を見ると、ショック本体の仕上げは普通ですが、レンチが良いです!(爆) 最低地上高を測るゲージは別売りになってしまったんですね。(2個もあるからいらないけど)

取り付けは朝から。昔のおいらは、走り屋は夜イジる!って夜な夜なクルマの下に潜ってましたが、ガレージの隣に家が建ったり夜は酒飲む時間になったり(爆)で、早起きです。

全開でやれば2時間もかからない作業ですが、時間もあるし天気も良いし、まった〜り始めました。

まずはリヤから。

リヤはアッパーマウント周りがリヤシート裏にあるので、リヤシートを外します。スピーカーボードも外します。あと、アッパーマウントのボルトを緩めるのにシートベルトの巻き取り装置が邪魔になるので固定ボルトを緩めてしまいます。アッパーマウントのネジはショックの下側(アーム側)を外してから外すのが良いと思います。

アームと接続しているボルトは1本なので、それを外し、アッパーマウントのネジを外せばショックは車体から切り離せます。

マルチリンクなどの足回りが複雑なクルマは、ショックを抜くのに苦労するんですが、スカイラインはすんなり外れます。と思ったらディフューザーが邪魔で抜けない。結局ディフューザーを外すハメになりました。リフトなので高く上げれば簡単に抜けるのですが、ウマでは無理そう。

逆にフロントは何の苦労もなく外れます。アーム側のボルトを1本、アッパーマウントのボルト、あとはABSのセンサーと思われるコードの固定金具を外せば外れます。

せっかくなので、わざわざ純正のショックを引っ張り出してきて並べてみました。

まずはフロント。初期状態の全長はHKSが一番短い。フレックスはこの状態でどのくらい下がるか分かりません。で、リヤはフレックスが一番短い。純正ショックは細いなぁ。HKSのはヘルパースプリングが入っています。手で縮めると簡単にスプリングが遊ぶ。これでも車検対応なんだ。

装着はあったところにショックを付けるだけ。よく分からないけど、一応1G状態でボルトを締めこみました。

フレックスって、EDFCとかいう室内から減衰力を変えられる機械が装着可能なんですが、高いから買いませんした。なので手で減衰力を変えるんですが、リヤはスピーカーボードを付けてしまうと不可能になってしまいます。なので、HKSに付いていた減衰力調整部を延長するノブを移植してみました。六角レンチを切断してフレックスの調整部に差し込んだだけなんですけど、有ると無いとでは全然違うと思います。

装着と同時に車検用セッティングにして、スタッドレスに履き替えてしまったので性能やら乗り心地のインプレは後日です。が、室内に入ってくる音は全然静かになりました。



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