スカイラインGTR VスペックU BNR34
 
DIY

ニスモ エンジンマウント
2009/05


通信販売でブッシュ類と一緒に買ったエンジンマウント。

フロントのロアアームを交換するついでに交換する事にしました。

なぜロアアーム交換のついでかというと…

通常エンジンマウントを交換するのには、エンジンを持ち上げてやると思います。
しかし、このクルマの場合はエンジンを持ち上げるのが大変そうです。 
インタークーラー周りのパイピングやフロントパイプはもちろんですが、エンジンと一緒に持ち上がるカップリングファンを避けるためにラジエータシュラウドまで外したりと、

考えているとイヤになります(笑)

なのでおいらは、エンジンはそのままでフロントのメンバーを降ろす事にしました。

そのために、アームが外れている今がやり時だと判断したのです。

しかし、この方法も結構大変でした(汗)

まず準備ですが、メンバーを降ろすとエンジンも落ちてしまいますので、エンジンを支えるものが必要です。
パターンとしては、オイルパンにジャッキを当てて持ち上げたり支えたりするのが一般的だと思いますが、
RB26のオイルパンはアルミ製で、しかもエンジンは鉄ブロックの重量級です。

そんな事はないと思いますが、もしオイルパンが割れたら…とおもうとガクブルです。

安全策をとって、オイルパン周辺のエンジンと接しているあたりに支えを当てる事にしました。
リビルドエンジンの梱包などを見て参考にしました。

そこにうまく支えができるように、つっかえ棒を作りました。
じつは以前角材を支えに作業した事があって、その時に角材にヒビが入って怖い思いをしたので、
今回は頑丈な構造にしました。

材料は30パイくらいのパイプとフラットバー。これを溶接します。なんか傾いているけど、まあいいや(爆)

これをエンジンの前の方でジャッキアップして、エンジンを支えます。
つっかえ棒とエンジンの間には、木片を挟んであります。

その後、エンジンマウントの取り付けナットを外します。これは手が入らなくて苦労しました。
まともに回せるのは4カ所中1カ所だけですね。
結局インテークを結構バラしました。手が入らなかったら、入るようになるまでバラす!これですね(笑)

あとは、ステアリングのあたりもメンバーから外しておきました。

そして、メンバーを留めているナットを外して、メンバーを降ろします。そんなに重いものではないけど、一応ジャッキを当てながらやりました。
大きいガレージジャッキ、小さいガレージジャッキ2台、車載のパンタジャッキ、フル稼働です(笑)

それでもエンジンマウントはなかなか外れなくて、知恵の輪みたいに苦労しながら抜きました。

比較。純正もそんなに傷んでいる感じはなかったですね。ニスモ製にはRとか書いてあるけど、右側ではなくて左右で同じものです。

写真で分かると思いますが、ニスモの方が背が高くて入れる方が大変です。
でも、なんとか入れられれば、あとは元に戻すだけです。

もの凄く大変な作業でしたが、効果はありました。

アクセルの微妙な踏み加減に、ちゃんとエンジンが反応してくれる感じが気持ちいいです♪
気になるような振動や音もないと思います。こればっかりは個人差があると思いますが。

おいらはMTマウントを先に交換していたのですが、やるならエンジン/MTセットが良いと思います。

作業のしやすさから、よくMTマウントだけニスモ製に換える人がいますが
MTだけだと、マウントの高さが変わる分シフトノブも上に上がってきてしまうけど、エンジンと一緒にやればそんなに気にならない感じです。
シフトのフィーリングも、両方やった方が良い感じですよ♪

BACK




BACK