スカイラインGTR VスペックU BNR34

DIY

アースとコンデンサ
2006/12



世間ではプラシーボ効果とかいうらしいですが、おいらは『ジブンバリキ』と呼んでいます。

アーシング、流行ってますね。これについては賛否両論ですが、おいらは、まぁ納得できるところはあります。
問題は見た目ですか。あのエンジンルームをはい回るケーブルがスマートでないので、あんまり興味が無かったんです。

ではなぜ今頃アーシングなのか?

きっかけは、インパネの4WDとA−LSDの警告灯が点くようになったこと。

調べ回してみたんですが、インジケータがスロットルセンサーのエラーを示していること、バッテリーの電圧が低いこと、あとは電気を使う夜に起こること、こんなところから、アース不良によってセンサーの信号がきちんとアテーサのコンピュータに届いていないと判断しました。実際にそういう例もあるみたいです。


補強の鉄板を外すと、ごちゃごちゃ


余談、こんな重たい補強ホントに必要なのか?

おいらのスカイラインは、バッテリーはトランクに入っています。(おいらはR33用の少し背の高いバッテリーを使っています。)
バッテリーのマイナス(アース)は何処に向かっているかというと、トランクの隅っこにボルトによって接続されているだけです。塗装すら剥がしてありません。これではきちんと電気が流れそうに無いのは素人がみても一目瞭然。

というわけで、アーシングです。

オートバックスに行って、青スケルトンなケーブルを買ってきました。8sqのもので、オーディオテクニカというところのモノです。とりあえずトランクからエンジンルームまでケーブルを引こうと思っていたので、10m買ってみました。結構高いです。


こうして


こうなる

端子の部分は、ホームセンターで買いました。5ヶで200円。オートバックスで売っていた2ヶで400円の端子は金色だったけど、これは銀色です。あとは圧着するための工具と熱で縮むチューブを買いました。
それと、塗装を剥がすために錆び防止もかねて接点グリスを買いました。これはドラスタのバイク用品のところにありました。9gで1000円という超高級品でした(なぜこんなに高い?)

さて実際に施工です。

まずはバッテリーのマイナスからエンジンルームまで引きます。


ここを通って


こんなところを通って


このへんはコルゲートチューブを巻きました


ここ(何処だ?)で接続


ここでエンジンブロックへ

エンジンルームまで来たら何処に付けようか悩んだのですが、ヒューズボックスの下にエンジンブロックから来ているアース線があったので、ここに共締め。ここを起点にオルタネータとエンジンブロックまでアーシング。とくにオルタネータは、発電量が増えてくれてバッテリーが延命できればという願いが強く込められています。専用バッテリーで24000円なので。


純正のマイナスはココのみ

あと、バッテリーから出ているマイナスを強化する感じで1本並列に繋いでみました。
エンジンルームもそうですが、ボディの接する部分は塗装をおとして、例の接点グリスを塗っておきました。

結果!

まず、きっかけだったアテーサのエラーについて。
解消されました。ホント良かった。システムの故障だったら幾らかかっていたか。
さらにMFDの電圧計は今までより高い値を示しています。しかも夜でもそんなに電圧落ちない。そういう意味では効果ありです。今回工具も買ったので結構な出費になってしまったけど、報われた感じです。

そのほか、アーシングした人の話だと低速トルクが増えたとかエンジンが綺麗に吹けるようになったとか、ライトが明るくなったとかオーディオの音が良くなったとか、・・・おいらにはぜんぜん分かりませんでした。まぁ言えるのは、ジブンバリキは確実に上がったと。

でも純正のアースを見ると、ケーブルを張り巡らす人の気持ちも分からなくも無いかと思いました。
せっかく工具も買ったしケーブルも余っているし、ヒマ見て追加してみましょうかね。
・・・仲間誘っていろんなクルマで実験してみよっかな!


俗に言うほっ○○○ずまのパクリです。

で、同時進行だったのですが、こんなモノも作ってみました。
こちらは、全く効果が分かりませんでした。
嫁のクルマにでも内緒で付けて、反応を見てみようか?



BACK